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建てる場所の決め方、土地探し

建てる場所の決め方
どの場所で家を建てたらいいの!?

土地の探し方は?親の敷地内で?
親の面倒は誰が見るの!?
どこに家を建てたらいいの!

 

どの場所に家を建てたらいいのかと悩んでおられる方、家を建てる場所がなかなか決まらない場合は、なぜ決めれないのかというと、実は簡単なことで、探せばもっといい土地があるはずだ、待っていればもっといい土地が見つかるのではないか、と思われている方が多いからです。
ただ漠然とどこの場所で建てようかと、優先順位や判断基準を持たないうちに、土地探しをしてもなかなか決めれません。

 

土地の決め方、探し方に関しても
優先順位が重要になってきます。

 

特に誰を中心に考えるのか、それは子供の学校区(小学校、中学校)なのか、ご主人の会社からの距離なども関係してきます。
遠いと通勤にも時間がかかりますし、ガソリン代も多くかかります。会社で見てくれる場合もありますが、あまり遠いと何かと不便だと思います。
それに最も大事なのが、それぞれの実家の近くがいいのか、どちらの実家に近い方がいいのかということです。生活するには、買い物や交通の便を重視しますので、最初に、夫婦で話し合っておくことが大事です。

最近では住みたい場所を決めてから土地探しをする人が多くなりましたし、今住んでいるアパートの利便性が高いので、近くの土地で探しますという方も多くいらっしゃいます。

最初からこの土地で建てたいと親子間でも決まっている場合を除いては、総額の予算を決める前に最初に土地を決めないでください。

 

やはり土地を先に決めて進めると、後から住宅ローンの借入を増やす結果になりやすいですし、あるいは建物に使える金額を減らさないといけなくなったり、最悪の結果が待っている場合もあります。そうならないためには、まず最初に、土地探しを始める前に、やはり、前章で書いたように資金計画書を作成しておかないといけません。

 

親との相談なしで
土地探しを行うことも要注意です。

また、親との相談なしで、土地探しを行うことは要注意です。
親に相談するのは、ちょっと…、という方もいらっしゃるとは思いますが、後から、両方の親から反対されて場所の変更を余儀なくされ、変えないといけなくなったり、親子間でもめる原因となる事が多いです。

しっかりと事前に親子で会話をしている方もいらっしゃいますが、一般的には、土地を決めかけてから親に相談する人が多いです。
親は子の事を、子は親の事を考えてあげることは大事なことですので、お互いに嫌なことから目を背けることなく、将来どうしたいか、どうしてもらいたいかをしっかりと十分に話し合ってください。

まず家族での話し合いから始め、想定されるいくつかのパターンで資金計画をしてみる事、シュミレーションをしてみて自分たちにどの選択肢がいいのかを考えてみる事をお勧めします。

その結果として、最終的に同居住宅、2世帯、3世帯住宅が、一番いいという選択をしたのでれば、それが一番いい事だと思います。

しかし、資金的に同居住宅はいいのは分かっていますが、やはり一緒に住むためにはまずお互い気を遣います。
一緒に住む人全員の思いが一致することが重要なポイントですので、それぞれの思いがズレているまま家づくりを進めてしまうと、後で大変な事になってしまう危険もありますので、親子、夫婦間でしっかりと十分に話合いを行ってください。

しかしながら、親子であってもなかなか話をしにくいのも現実ですし、お互い聞きにくいことや言いにくいことも多いので、そんな時は家づくりをお願いしたいと思っている、信頼のおける住宅会社の責任者にご相談していただき、間に入って話を進めてもらえば、思ってる以上にスムーズに進みますよ。
(うまく上手に利用してください)

 

リフォームすることも選択肢に入るかもしれません。

また、話し合った結果次第では、リフォームすることも選択肢に入るかもしれません。なぜ家を新築して建てないといけないのか、リフォームでは無理なのかということです。
いろいろな選択肢の中で、土地を取得しての新築になるのか、場所はどちらかの実家近くがいいのか、それとも、実家の敷地内なのか、または実家の田んぼを農転してまで、新築するのかを決めてください。

 

話し合いがうまくいけば、ご両親から援助をしてもらえる可能性もありますので、まず話し合いを行い、当たり前ですが資金計画をしっかり立てることから始めてください。

 

土地探しは自分でした方がいいの?
それとも不動産屋さんに任せるの?

自分たちが建てたい地域が決まれば、みなさん土地探しを始められるのですが、一般的には、不動産屋さんの折り込みチラシを見たり、車で走っていて「売地」の看板を見かけることもあるでしょう。
最近は、ネットにかなりの不動産情報も載っていますので、調べればかなりの件数が出てきます。

しかし、
予算だけ見れば、安いと思うのですが
実際にその場所で
自分たちの希望する家が

建てれるかどうかが大事なことです。

不動産屋さんに聞くと、一般的には売ることが優先しますので、よほどのひどい土地!?でなければ、大丈夫ですよということになります。

条件のいい土地は高いのが当たり前ですし、安い土地はやはり条件が悪くなります。
自分たちの予算でどちらを選んだ方がいいのかは、やはり、家づくりを主に行っている住宅会社に判断してもらう、アドバイスしてもらうことをお勧めします。
ただし、注意が必要なのは、大きな住宅会社、家の価格が高い会社の場合には、一般的に安い土地のほうをお勧めされます。
というのは、土地代が高いと、家が建たなくなる、契約が取れないということになるので、必然的に安い土地に、高い建物を建てるように勧めます。

 

また、日当たり重視の家を希望されている人の場合で、すぐに隣地の建物の陰になってしまうような土地は、問題があります。 しかしながら、プラン次第では苦にならない選択肢もあるので、最初からダメだということはありません。 やはり、最初からダメな土地は、誰が見てもダメですし、そんな土地は長い間売れ残っています。 相場より割高な土地も残ってはいますので、その場合は交渉して、安くしてもらえる余地があるので、不動産屋さんに相談してみてください。 ただし、買うか買わないかがはっきり決まっていない場合は注意が必要ですので、事前に資金計画をしておいてください。

 

お買得な土地を取得するにはどうしたらいいのか!?

現実、安くていい土地がないのが当たり前です。

売る側は、少しでも高く買ってもらいたいと思っていますし、買う側は安くしてもらいたいと考えます。
そこで、安く買う方法としては、信頼のおける不動産屋さんに、交渉してもらわないといけないということです。
一般的には、売る側にも買う側にも不動産屋さんがいますが、直接土地を売っている売り主が不動産屋さんの場合には仲介手数料がかからないので、その分は安く購入できます。

ただし注意が必要なのは、建築条件付きの土地の場合で、売り主である住宅会社で建てることが、条件となっておりますので、土地が安くても最終的には家が高くなるということもありますので、 総額をしっかりと注意することが重要です。
(一般的に建築条件が付いてる土地は、土地の価格は安く表示されています)



いずれの場合でもそうなのですが、普通はなかなか思うようないい土地、条件がよくて安い土地というのはないということが分かると、土地は現在ある土地の候補の中から選ぶことになります。決して、いい土地が出るのを待っていても土地が決まらない、決めれないということになります。
では、土地探しと決めかたがそんなに難しいかというと、実はそうでもないのです。
やはり、事前にしっかりと資金計画をしておくことが重要なポイントです。そうでないと、せっかくいい土地が見つかっても、買っていいのかがしっかりと判断できません。
自分たちが建てたいと思っている家と、土地探しをセットで考えることが、やはり成功の秘訣ですし、近道ですので、信頼のおける住宅会社で、土地探しとセットでお願いしてみてください。

子供の入園や入学時期に合わせて、家づくりをお考えの方は、スケジュールも大事なことですので、しっかりと事前にスケジュールも決めておいてください。

 

土地を決める際の重要な事

家を建てる土地を決める際には
時に重要な事があります。

また、家を建てる土地を決める際には、時に重要な事があります。それは地域によって風が吹く方向、特に強風が吹く方向は、比較的同じ方向から吹きます。地域によって風が吹く方向は富山県であっても平野部と山間部、呉西と呉東では違いますが、大体は北東と南西方向です。
そこで一般的に、玄関はその方向を外した方がいいということです。にひんという国は東西に長くなっていますので、北東や南西が、鬼門、裏鬼門と言われることに関して、風水があながち間違いとは言えないということもあります。
しかしながら周りの地形、道路状態などで、風の通り道となって、風の影響を強く受ける向きもありますし、場所によっては、雷が落ちやすい地域もありますので、一般的な気候、日当たりがや、多雪・豪雪地帯というだけでなく、風や雷などの自然環境、しっかりと事前調査が必要になってきますし、それをふまえて、その土地に合った間取り・プランの提案が不可欠となります。

 

玄関はどこの向きで、LDKの採光や日当りはいいのか、水廻りはどこの向きがいいのか使いやすいかといった事です。

家を建てる際の土地を決める、配置計画するに当たっては、しっかりと事前調査をしてもらえる会社に、依頼しないといけないということです。しかしそこまでしっかり事前調査を行う住宅会社が、少ないという現実があります。

風向きを計測したデーターもありますが
一般的にはそこに長く住んでいる人に
聞くことが一番いいと思います。

 

将来、親の家をどうするか?

親の家が空き家になると当然
管理や手入れをしないといけなくなります。

空き家のままで手入れできない状態が進むと、どんどん老朽化していきます。それが、自分たちにとってどんな問題になるのかということですが、実家とは別の場所で家を新築した場合には、将来、夫婦どちらかの実家がこの先、空き家になってしまうという、リスクを抱えています。

将来親の家をどうするかということの問題も考えておいてください。
売買することも考えられますが、自分たちが建てなかった場所が、実際には売ることができるのかという問題が起きる可能性があります。やはり、売りたい側は少しでも高く売りたいですし、買いたい人は安くないと買えないので、売り主と買い主とがマッチしません。

 

新しい土地探しをしていて
なかなかいい土地が見つからない
場合には、
親の古い家を壊して建てる
という選択肢もあることを考えてください。

但し、それなりに価値のある家(造りに手の込んだ家や材料を使った家)祖父母や両親、家族の思いが深く入り込んでる家や、特別な想いや事情がある家の場合は解体して新築することはお勧めしません。
最近は親の敷地内ではなく、祖父母の住んでいた古い家を解体して孫が家を建てるという方も少しずつ増えています。

また、実際には、大きな屋敷の空家の場合であれば、解体して2~3軒の家が建てれるようになります。

(私が今、考えていることは、町の中で建てる場合、2件解体して1件新築すれば空き家が2件減ると思いますが…!)古い家を、リフォームしたり、リノベして、古い家にさらに住み続けることも可能なのですが、一般的には昭和56年以前に建てられた建物は、耐震補強リフォームを行っても、現行の基準での最低のレベルをクリアーするので精一杯ですし、限られた予算の中では、なかなか思うような使いやすい家にはなりませんので、やはり解体して新しく建替えた方がいいということになるのです。

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