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啓蟄とひな祭り!

2019-03-05

こんにちは、お元気ですか?

チューリップハウスの竹田です。

いよいよ3月になりました。

 

二十四節気の啓蟄です。

啓蟄は3月6日頃から春分までの15日間で、

啓は「ひらく」、蟄(ちつ)は

「虫などが土で冬ごもりする」の意味で、

地が暖まり冬眠していた虫が、

春の訪れを感じ、穴から出てくる頃。

菰(こも)はずし

啓蟄の恒例行事にしているところが多いですね。

 

 ※ 菰(こも)はずしとは、

マツカレハなどの害虫から守るために、

松の幹に藁(わら)でできた菰(こも)を巻きつけること。

になって、菰をはずすことを「菰はずし」と

呼ばれています。

 

江戸時代から伝わる害虫駆除の方法ですが、

実際には効果がなく、

冬の風物詩として行っていることが多いようです。

また、実際には、動物や虫(種類によって違いますが)が

冬眠から目覚めるのは、最低啓蟄とひな祭り!

気温が5度を下回らなくなり、

平均気温が10度以上になってからだそうです。

まだまだ寒い時節ではありますが、

一雨ごとに気温が上がり、

日差しも徐々に暖かくなってきます。

春雷がひときわ大きくなりやすい時季でもありますね。

 

3月の行事と言えば、桃の節句のひな祭りです。

我が家の場合は、お雛様を飾っていたのはかなり前のことですが、

お子様が大きくなっても飾っているよというお宅は

結構多いみたいですね。と言うことで、

めてお雛様について調べてみました。

ひな人形の源流は、平安時代に、

災難を肩代わりしてくれる紙のヒトガタに、

健康を願って厄払いを行うことと、

子供たちのままごと遊びである

「ひいな(紙の小さな人形に着物を着せる)遊び」が

結びついたとされています。

そしてひな祭りが3月3日に行われるようになったのは江戸時代で、

それまで紙のヒトガタに似た立ちびなから、

座った姿の人形が主流で、

子供の成長を願うだけでなく、

大人も含めた女性のための行事だったそうです。

「人気のひな人形をプレゼントすること」が、

男性のステータスでもあり、

た嫁入り道具に持たせることもありました。

現在は祖父母が女児の初節句に買うことが多いですが、

地域によっては嫁入りの際に、

ひな人形を持参する風習も残っています。

ひな人形と言うと、三人官女や左大臣、

右大臣などが並ぶ豪華な段飾りを思い浮かべますね。

一説には宮中での婚礼の場を模したとされますが、

豪華なひな飾りが全国に広まったのは、

高度経済成長期からです。

 

ひな飾りの最上段の二人は、

男びなを「お内裏様」

女びなを「おひな様」と呼ばれることが多いのですが、

「内裏びな」とは男女一対の人形をさしていて、

おひな様とは、

ひな壇の人形すべてをさしています。

なぜこんな勘違いが生まれたかと言うと、

「サトウハチロー」作詞の『うれしいひなまつり』の歌が

あまりにも有名になったからと推測されます。

「お内裏様とおひな様、人並んですまし顔」の歌詞が受け継がれていますね。

またおひな様の顔・目も変化していますね。

以前は「描き目」と言われる切れ長の目でしたが、

最近はガラス玉入りの「入り目」が増えています。

おひな様も時代とともに変化していきますが、

子供たちにとってひな祭りは、

いい思い出として心に残りますので、

続けてあげて下さい。

 

それと、男性の方々は、ホワイトデーもあります。

バレンタインデーにチョコレートなどをもらったお返しとして

プレゼントを女性へ贈る日ですので、

お忘れにならないように注意してください!

今回は少し硬い話になってしまいました。

まだまだ寒い日が続きますが、

皆さん健康に注意して、

元気に頑張っていきましょう。

 

竹田でした。

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