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照明の色温度調節で暮らしを豊かに

2022-10-15

光の単位にはルーメンとケルビンがあります

チューリップハウスの竹田です!
秋空が気持ちよく澄みわたる季節になりました。
日が暮れるのも早くなり
夜が長くなってきました。
いよいよ秋本番ですね。

そんな秋の夜長には
ゆったりと室内でくつろぐ時間が長くなるもの。
そこで気になるのが照明器具です。

 照明器具にはルーメンという単位と

ケルビンという単位が用いられます。

 ルーメンは従来の電球や蛍光灯の
ワット数に対応するものと考えていいでしょう。
もうひとつのケルビンは
「色温度」とも呼ばれ色味の違いを表しています。
この言葉を初めて聞く人もいるかもしれませんが
人はいつも太陽の下で過ごしているので
生活においても色温度は非常に重要なのです。

 

今回はこの色温度について少しお話したいと思います。
太陽光とケルビンの関係
午後の太陽光の色温度は約5,000ケルビン。
これは少し青みがかった爽快感のある色で
LED電球の「昼白色」に近い色温度です。
さらに明るくなると「昼光色」
最も明るい晴天時の屋外は
12,000ケルビンとされています。

 

昼間の太陽の色は人を活動的にする効果があるので
家事や在宅ワーク時はより活動的になる
5,000ケルビン以上がおすすめです。

 

日没時の太陽の色は少しオレンジがかった色です。
色温度は約2,000ケルビンと低くなり
ちょうど白熱球に近い色温度です。
夕日の色は人にやすらぎを与える
効果がありますので
夜、帰宅した後に過ごすくつろぎの空間には
白熱球を使った2,000ケルビンの
照明が適していると言えます。

 

LEDで色を使い分けよう
ご存じの通り
電球の色には電球色、昼光色
昼白色などの種類があります。
書斎には昼白色、寝室には電球色と
使い分けているご家庭も多いと思います。

 昨今ではLED照明器具の普及が進み
省エネ性能に加えて光の色も
楽しめるようになりました。
電球色から昼白色といった切り替えだけでなく
中間段階の色も細かく
表現することができる照明器具もあります。

 

寝室で活動的な朝を迎えたいとき
書斎や仕事場で少し休憩を取りたいときに
スイッチひとつで色温度を
変えられる機能があれば便利です。
リビングも様々なシチュエーションに
用いられる空間ですから
色を変えられるLED照明にしておけば
大活躍するでしょう。

 

太陽光は季節によっても違いがありますから
季節に合わせて夏は活動的な昼白色を主に使い
秋には暖かな色味の電球色で
リラックスするといった使い分けもできます。

光は生活の必需品です。
季節ごと、用途ごとに色温度を変えることで
季節感を演出し暮らしを豊かにしましょう。
今一度、照明器具を見直してみてください。

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