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洗濯物を乾かすコツ

2022-12-25

寒くなってくると、困ることがたくさんありますよね。

中でも困るのは、これ。

洗濯物が乾かない!!

お家に乾燥機がある方ならあまり問題はないと思いますが、

我が家には乾燥機がありません。

一度洗濯すると、乾くのが遅いこと遅いこと。

冬物って、厚手の服が多いですし。

乾くのに時間がかかると、それだけ雑菌も増えると言うじゃないですか。

できるだけ早く乾かしたい!

そう思っている方は、きっとわたしだけじゃないはず……。

というわけで、今回は、「洗濯物を早く乾かすコツ」についてお話ししようと思います!

洗濯物が早く乾く条件って?

洗濯物が乾く時間は、部屋干しか外干しか、また天気が良いか悪いかなど、様々な要素で変化します。

一般的に、洗濯物が乾く時間には、

【洗濯物の水分】【風通し】【湿度】【温度】が関わっていると言われています。

では、洗濯物を早く乾かすには、どういった条件を満たせば良いのでしょうか。

■条件1:干す前に洗濯物の水分を取っておく

シャツとジーンズでは、乾くまでの時間が変わりますよね。

これは、洗濯物に含まれる水分量の違いが、乾く時間の差を生んでいるため。

まあ、形状の違いや布面積の違いもありますけどね。

いずれにしろ、干す前にできるだけ水分を取っておく、というのは、洗濯物を乾かす上で大切なことです。

レッツ脱水!!

■条件2:風通しを良くする

こんな実験結果があります。

扇風機で、風量を弱にして、洗濯物から1メートル離したところから風を当てたものと、

風を当てなかったもの。この2つを比較する実験です。

結果は、

風を当てたものはワイシャツが3時間、

当てなかったものは8時間かかったそうです。

この結果を見れば、風通しが良い方が早く乾くことがわかりますよね。

■条件3:湿度を下げる

洗濯物を乾かす時、湿度が低い方がよく乾きます。

雨の日よりも、晴れた日の方が乾きやすいのは、湿度が低いから。

部屋干しでも、しっかり湿度を下げてあげましょう。

お肌と喉にはしんどいですけどね……。

■条件4:温度を上げる

冬と比べると、夏の方が洗濯物は早く乾きます。

なぜなら、気温が高いから。

洗濯物を早く乾かすには、温度も関わっているのです。

 
 
 

早く乾かす8つのコツ

上の4つの条件を満たせば、とりあえずは早く乾くのですが、

「じゃあ、具体的にどうしたらいいの?」

「コツはあるの?」

というのも気になるところ。

ここでは8つのコツを紹介します!

■洗濯物の間隔を空ける

洗濯物を干す時は、最低でもこぶし1つ分の間隔を空けて干すと良いと言われています。

だいたい10センチから15センチくらいですかね。

このくらい間隔を空けておくと、風が通りやすくなります。

■斜めに干す

バスタオルなど、大きな洗濯物を干す時は、斜めに干す方が早く乾くと言われています。

きっちり半分にして干すと、重なり合う面積が多くなり、乾きにくくなってしまいます。

斜めに折るなどして、重なる面積を少しでも減らしましょう。

■裏返して干す

これ、ちょっと面倒ですが、【布の分厚い部分に風を当てることができる】というのが大きなメリット。

ポケットや、縫い目の部分は布が重なって、分厚くなっています。

特に、ジーンスやフリースなど、生地の分厚いものは、表面とポケットで乾く時間に差が出やすいもの。

「乾いたと思っていたけど、ポケットが湿っている……」

という事態を防ぐためにも、裏返して干すようにしましょう。

■逆さにして干す

これも、布の重なりを減らすためのテクニック。

そのまま干すと、パーカーのフードなどが重なるところは、乾きが遅くなってしまいます。

ハンガーにかけて干すよりも、洗濯バサミなどで逆さまに吊って干しましょう。

■部屋の中央に干す

部屋干しをする時は、部屋の中央に干しましょう。

部屋の中央は、窓際などに比べて風の通りが良くなっています。

■できるだけ上に干す

湿気を含んだ空気は、下に下がります。

上の方なら、乾いた暖かい空気が通りやすいので、できるだけ高い位置に干すようにしましょう。

■新聞紙を敷く

これは、除湿器が無い場合の知恵袋。

干した洗濯物の下に新聞紙を敷くと、湿気を取ってくれます。

新聞紙は、湿気を取る能力が高いと言われているそうです。

塗れた靴の中に、新聞紙を詰めたりしませんでした?

……え、してない?

あれ、結構乾くんですよ。試してみてください。

■サーキュレーターを使う

以前のブログで、サーキュレーターを使って部屋の空気を動かそうというお話がありましたね。

読んでいないという方はこちらから!

洗濯物を乾かす時にも、ぜひ活用してください。

洗濯物に直接当てるもよし、暖気が溜まっているところを狙い撃ちして、暖気を循環させるもよし。

 
 

もっと早く!速攻で乾かしたい!

明日着るものがない!

制服を洗濯するのを忘れていた!

そんな時には、こんな裏技もありますよ。

■2回脱水する

シワが多くなりやすいという欠点がありますが、洗濯物に含まれる水分量は確実に減らすことができます。

ただし、脱水ができない服には使えませんので、お気をつけください。

脱水ができない、シワになるのが怖いという場合は、バスタオルなど、大きなタオルで洗濯物を挟んでパンパンと叩き、水分を吸い取ってあげましょう。

■アイロンをかける

「え?アイロン?」

ちょっとぎょっとした方もいらっしゃいますよね。

実は、乾く前の洗濯物にアイロンをかけると、洗濯物の水分を減らすことができるのです。

2回脱水をしてアイロンをかけ、先ほどご紹介した8つのコツを実践していただくと、アラ不思議。

すぐに乾いちゃうんです!

アイロンを使う際には、洗濯物のタグや、アイロンの説明書をしっかり確認してくださいね。

■脱水の際にバスタオルを入れる

アイロンが使えない場合は、脱水時に乾いたバスタオルを一緒に入れて行うという方法もあります。

乾いたものを一緒に入れることで、洗濯物の水分をより減らそうというわけです。

この時ご注意していただきたいことは、脱水にかける洗濯物の量を減らすということ。

洗濯物は少ない方が効果がありますので、本当に速攻で乾かしたい洗濯物以外は取り出してしまってください。

ジーンズなどの場合、タオルで巻いてネットに入れて脱水するという方法もあります。

この方法は乾燥機にも使うことができます。

洗濯物を乾燥機にかける時、乾いたバスタオルと一緒にかけると、時間を短縮できますよ。

ただ、乾燥機は縮みやすい素材には使えないので、洗濯物のタグの確認もお忘れなく。

■ドライヤーを使う

これだけでも速攻で乾かしたい!という時には、ドライヤーを使う方法があります。

用意するものは、ドライヤーとビニール袋。

まず、ビニール袋の角を2カ所カットします。

そして、その中に乾かしたい洗濯物を入れます。

あとはドライヤーの温風を当てるだけ。

1カ所に温風を当てすぎないよう、適度に動かしながら当てるようにしましょう。

当たり前ですが、近づけすぎてもダメですよ!

こちらの方法も、乾燥機が使えない洗濯物には適しません。

ビニール袋を使わず、ドライヤーの温風をちょっと遠めから当てるようにしましょう。

速乾!というわけではありませんが、かなり早めに乾くはずです。

 
 

……と、ひとまずはこんなところでしょうか。

かなり長めに書いてしまいましたね。

ここまで読んでくださっている方には、拍手を差し上げたいです。

拍手!!

 
 

ここでご紹介した方法以外でも、前半でお話しした4つの条件を満たせば、洗濯物は早く乾くと思います。

ぜひ、ご自分ならではの乾かし方を発明してみてください。

そして、わたしにも教えてください。

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